アイススレッジホッケー, パラアイスホッケー — 2011/4/23 土曜日 at 16:26:02

【World Sledge Hockey Challenge/22日】勝利遠い日本、カナダに雪辱ならず

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カナダ・ロンドンで開催されているアイススレッジホッケーの国際大会「World Sledge Hockey Challenge」は現地時間の22日、セミファイナルが行われた。予選ラウンド4位の日本は、同1位のカナダと対戦。1-11で敗れた。23日の最終日は、日本は3位決定戦でアメリカと対戦する。決勝は、カナダ対ノルウェーのカードとなった。日本代表に帯同している青木栄広アシスタントコーチからの報告をもとに、レポートをお届けする。

日本は、開始早々に相手のペナルティーで3人対5人のパワープレーとなるが、このチャンスを活かせず得点を奪えなかった。その後、カナダのスピードある攻撃を抑えることができずに得点を許し、11失点。第2ピリオド5分12秒に、DF須藤悟が得点を決めて1点を返すが、反撃の糸口がつかめないまま試合終了を迎えた。青木アシスタントコーチは、「10点差という数字以上に、実力差が出てしまった。パワープレーで得点できなかったのがすべて。相手に休む時間を与えただけのようなもの。戦略面での敗北も大きい」と反省の弁。

大会最終日の23日は、今日の試合でノルウェーに敗れたアメリカと対戦する。この試合が今シーズン最後のゲームとなる。課題と向き合い、気持ちをひとつにして締めくくってほしい。

●22日の結果●

<第2試合>
日本 0-1-0=1
カナダ 3-5-3=11
【日本の得点】
①須藤(A)上原

 

<第1試合>
ノルウェー 0-3-2=5
アメリカ 1-2-1=4

※この記事は、青木栄広日本代表アシスタントコーチのレポートを元に作成しています

(編集/荒木美晴)