現地時間10日の第一試合は、ノルウェー対イタリア戦が行われ、ノルウェーが6-2で勝利した。
第1ピリオドは、ノルウェーが先制点を挙げた後、すぐにイタリアが同点に追いつき、さらにノルウェーが追加点を挙げるなど接戦に。しかし第2ピリオドは、ノルウェーがゲームを支配。隙があれば、全員がどこからでもシュートを狙ってくるノルウェーの攻撃に、イタリアはほとんどの時間をディフェンスに使わざるを得なくなった。
1年前の世界選手権と比べてスピードもパックさばきもレベルアップが明らかなイタリアが、第3ピリオドは再び奮起。キャプテンのChiarotti Andrea(FW)を中心に、細かくパスをつなぎ、ノルウェー陣地に攻め込んだ。41秒には、ノルウェーのお株を奪うようなゴール前の鮮やかなパス回しで、2点目を決めた。
しかし、終盤はノルウェーがリンクを広く使ったパス回しで、反撃。Pedersen Rolf Einar(DF)、キャプテンのRovelstad Tommy(DF)がチャンスの場面で確実に得点し、6-2でイタリアを退けた。
(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)