アイススレッジホッケー世界選手権Bプールは13日、予選の最終戦2試合が行われた。グループAのポーランド対イギリスは8-0でイギリスが、またグループBのエストニア対スロバキアは2-0でエストニアが勝利した。この試合の結果、15日10時半からの5位決定戦はポーランド対スロバキア、14時からの準決勝第一試合はドイツ対イギリス、17時半からの準決勝第二試合は日本対エストニアに決まった。
●<予選グループA>ポーランド 0-8 イギリス
試合はイギリスが終始主導権を握った。ブルーライン近くからのロングシュートや、相手ゴール前で細かくパスをつないだシュートなど多彩な攻撃でゴールを狙い、第1ピリオドに2点を奪取。第2、第3ピリオドにもコンスタントに得点を重ね、大量8点を奪って勝利した。
●<予選グループB>エストニア 2-0 スロバキア
両チームとも無得点で迎えた第2ピリオドの序盤、パワープレーのチャンスに得点を決めたエストニアが試合をリード。その後、追加点を挙げ、2-0で勝利した。スロバキアはパスがつながらず攻撃のリズムを作れないまま防戦一方の展開になり、試合後は肩を落とした。
■13日試合結果
<予選グループA>
ポーランド 0-0-0=0
イギリス 2-3-3=8
<予選グループB>
エストニア 0-2-0=2
スロバキア 0-0-0=0
■予選結果
<予選グループA>
①日本(2勝) ②イギリス(1勝1敗)③ポーランド(2敗)
<予選グループB>
①ドイツ(2勝)②エストニア(1勝1敗)③スロバキア(2敗)
■15日のスケジュール
10:30 5位決定戦 ポーランド×スロバキア
14:00 準決勝① ドイツ×イギリス
17:30 準決勝② 日本×エストニア
※MA SPORTSは、アイススレッジホッケー世界選手権Bプールの運営に協力しています。
(取材・文/荒木美晴、写真/吉村もと)