世界選手権予選リーグ イタリア対韓国

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ベストプレーヤーに選ばれた韓国チームのゲームメーカー Seung Hwan Jung(白ユニフォーム)

現地時間の12日の第一試合は、イタリア対韓国戦が行われた。実力が拮抗している両チームは、序盤から反則によるペナルティが続出するハードな展開に。試合は、第1ピリオドで2得点を挙げ、最後までのそのリードを守り切った韓国が2-1で勝利した。

先制点を挙げたのは韓国。試合開始からわずか57秒で、自陣ゴール前の混戦からパックを受けた韓国チームのゲームメーカー・Seung Hwan Jung(FW)がスピードを活かして攻め込み、ゴールキーパーをかわして得点。イタリアは、その約3分後に、人数が一人少ないキルプレー中ながら攻め込み、粘ってつないだパスをPlanker Florian(FW)がシュート。これが見事に決まり、同点に追いついた。しかし、韓国が8分55秒にパワープレーで追加点を入れ、再び優勢に。

2ピリ・3ピリ目は、両チームともチャンスを作るものの、ともにゴールキーパーのナイスセーブに阻まれ得点には至らず、韓国が1点のリードを守りきった。イタリアは試合終了間際にゴールキーパーを上げ、全員攻撃で韓国ゴールに攻め込むが、スピードに勝る韓国のディフェンスラインを最後まで崩すことができなかった。

攻守に貢献しイタリアのベストプレーヤーに選ばれたPlanker Florian(写真左)
攻守に貢献しイタリアのベストプレーヤーに選ばれたPlanker Florian(写真左)

スピードを活かした攻撃を随所にみせた韓国チーム
スピードを活かした攻撃を随所にみせた韓国チーム

(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)

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