現地時間の12日の第三試合は、ノルウェー対アメリカ戦が行われ、ノルウェーが第1ピリオドで挙げた2得点を守りきり、2-1でアメリカに勝利。予選リーグを全勝で終えた。
実力はトップクラスの2チームの対決に大きな注目が集まった。まず試合を動かしたのは、ノルウェー。3分39秒にゴール前の混戦から、Johansen Loyd Remi(FW)が出したパスをSvee Stig Tore(DF)がジャストミート。テンポの良い攻撃でアメリカのゴールネットを揺らし、先制点を挙げた。さらに4分44秒には、パワープレーから2点目を入れ、優勢に。1ピリ後半には、ノルウェーの大黒柱・Pedersen Rolf Einar(FW)が攻撃の起点となり、縦にパスを繰り出しシュートにつなげるなど、高い攻撃力を見せた。
一方のアメリカは、スピードに乗ってノルウェーゴール前までパックを運ぶなど、随所に得点チャンスを作るが、ノルウェーの鉄壁のディフェンスラインを突破できず無得点。3ピリ5分28秒に、ようやく1点を返すが、再びノルウェーの厳しいマークにあい、追加点は挙げられなかった。
この試合の結果を受けて、予選のグループBは、1位ノルウェー、2位アメリカ、3位韓国、4位イタリアとなった。明日13日は、韓国がグループA4位チェコと、またイタリアが同3位のドイツと対戦することになった。
(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)