今季3戦目のクラブ選手権は長野サンダーバーズが制す

by
パックを追う長野サンダーバーズ竹内(左)と北海道・八戸連合の三澤
パックを追う長野サンダーバーズ竹内(左)と北海道・八戸連合の三澤=やまびこスケートの森アイスアリーナ

アイススレッジホッケーの国内クラブチーム選手権が19日から2日間の日程で、長野県岡谷市のやまびこスケートの森アイスアリーナで開催された。北海道・八戸バーバリアンズ(北海道ベアーズと八戸バイキングスの連合チーム)、東京アイスバーンズ、長野サンダーバーズの3チームが総当たりで対戦し、長野が2勝して大会を制した。クラブ選手権は各チームの持ち回りで開催されており、今大会は今季3戦目。

ともに1勝同士の対戦となった20日の北海道・八戸連合と長野の試合は白熱した展開に。第1ピリオド、長野が熊谷昌治(FW)の得点で先制した。北海道・八戸連合が須藤悟(DF)のゴールで追いつくも、長野が残り1秒で再び得点。第2ピリオドは長野が2点を追加して突き放しにかかった。

だが、最終ピリオドに北海道・八戸連合が意地を見せ、連続ゴールを決めてついに1点差に詰め寄る。しかし、その後は決定打が出ず、逆転勝ちはならなかった。

体験の時間を利用して、熊谷と一緒に滑る岡田樹君(真ん中)と繁泉鯉句君(右)
体験の時間を利用して、熊谷と一緒に滑る岡田樹君(写真中央)と繁泉鯉句君(写真右)

今大会には、日本アイススレッジホッケー協会の計らいで、北海道と大阪で競技に取り組む二人の小学生が会場に訪れ、対面した。二人は観客席やリンクサイドで試合を観戦。大きな声援で選手にエールを送っていた。

【外部リンク⇒】「また一緒に」 アイススレッジホッケーに励む北海道と大阪の少年がリンクで再会の約束

http://bylines.news.yahoo.co.jp/arakimiharu/20151222-00052680/

(取材・撮影/荒木美晴)