夏季競技, 車椅子バスケットボール — 2015/10/13 火曜日 at 18:17:25

車椅子バスケリオ予選、予選1位通過を狙う男子は、中国に敗れる

by

NOPHOTO

「三菱電機 2015 IWBF アジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」は大会4日目。3勝の男子日本代表は、中国と対戦し、61-64で敗れた。

「ベンチプレーヤーを強くしたい」。そんな思いで及川ヘッドコーチは、スタートを“ユニット5”に託した。日本は、スピードのある中国に対し、前半を28-26で折り返すと、主力がコートに入った第3クォーターでリードを広げられず、終盤中国に盛り返された。

試合後、選手たちは「もちろん予選は全部勝つつもりでいた」(香西)、「(途中から出場し)入りは良かったが、もっと挑戦すべきだった」(藤本)と悔しがったが、「負けでチームの一体感が強くなった」(鳥海)、「今日できなかったいいオフェンスからのプレスを実行し、(準決勝で対戦する可能性の高い)オーストラリアに勝ちに行く」(土子)とすぐに気持ちを立て直した。

日本がいるプールBは現在、韓国、日本、中国が3勝1敗の勝ち点「7」で並んでいる。当該チーム間の得失点差により、韓国が1位、日本が2位、中国が3位。なお、各プールの4位までが決勝トーナメントに進むことができ、リオへの出場権は上位3ヵ国に与えられる。

総当たり2巡目の女子は、オーストラリアに47-61で敗れて3敗目を喫した。明日は予選の最終戦で中国と対戦する。エースの網本は「今日より成長するだけです」と準決勝、決勝を見据えて語った。