総当たりのリーグを戦っている5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表は22日、体格に勝るイランと対戦。前半を0-0で折り返したものの、後半に2失点を許し、0-2で敗れた。
キャプテンの落合啓士は「3年前、パラリンピック切符をつかまれたイランに敗退。悔しい気持ちでいっぱいだが、まだメダルの可能性はあるし、明日の韓国戦はしっかり勝って終わりたい」と話した。
落合啓士選手のコメント
「2失点目は、課題だった、カウンターによる失点。攻撃している意識のなかで、急に来られたときに1歩が出遅れる。そこは監督を含め、声をかけあうということで練習してきたけれど、上手くかみ合わなくて失点につながった。4人で引いて守るというのはできたが、やはりボールを奪ってからドリブルに入る場面で、シュートで終わることができなかった」
魚住稿ヘッドコーチのコメント
「後半頭のちょっとしたミスのなかでの失点が大きな分かれ道になったかなと思います。強豪相手だとそれが命取りになるなと感じた試合でした。チームのなかの組織的なディフェンスと言う意味でコンパクトな三角形を作って動けたのが一番よかったかなと思います。リオの予選に向けては手ごたえがありました」
(取材・文/瀬長あすか、撮影/吉村もと)