車いすテニス — 2023/4/9 日曜日 at 22:26:27

上地が12度目V! 小田は初優勝、クアードは諸石が単複優勝!

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単複優勝を果たした上地。女子シングルスは通算12度目の優勝! =ブルボンビーンズドーム(撮影/植原義晴)

兵庫県三木山総合防災公園ブルボンビーンズドームで開かれている車いすテニスの「DUNLOP KOBE OPEN 2023」は9日、大会最終日を迎え、男子、女子、クアードそれぞれの決勝戦が行われた。

男子シングルスは、小田凱人(東海理化)がビン・ユサフ・モハメッド・ユザワン(マレーシア)を6-0、6-2で下し、初優勝を飾った。日本人対決となった女子は、上地結衣(三井住友銀行)が船水梓緒里(ヤフー)を6-1、6-1で破り、通算12度目の優勝。同じく、日本人対決となったクアードは、諸石光照(EY Japan)が宇佐美慧(LINE)とのフルセットにもつれ込む接戦を制し、5度目の頂点に立った。

兵庫出身の上地にとって、DUNLOP KOBE OPENはサポート企業や地元の人たちに自身のプレーを生で観てもらえる大事な場所だ。試合後は多くのファンや友人たちに囲まれ、サインや写真撮影に応じていた。また、大会副会長にも名を連ねた。上地は、「たくさんの方が動いてくださっているなかで、自分が遠征で関われないのが申し訳なくて。せめてこうして出場することで、たくさんのお客さんが見に来てくれたら、と思っていた。また、兵庫の選手も増えているので、自分としては今後彼らが海外に出ていけるポイントが稼げる大会になればいいなと思っている」と、大会への想いを語ってくれた。

男子ダブルスは、齋田悟司(シグマクシス)・餌取陽太(TTC)組がマレーシアペアにストレートで敗れて準優勝。日本人ペア対決となった女子は、上地・高室侑舞(マサスポーツシステム)組が、船水・佐々木千依(佐々木製材所)組に粘り勝ちして勝利をおさめた。

クアードダブルス決勝で息の合ったプレーを見せた池田(左)・諸石組

クアードは、池田拓也(三菱オートリース)・諸石組が、當間寛(フリー)・宇佐美組をストレートで下した。単複優勝を果たした諸石は、18日に開幕するジャパンオープン(福岡県飯塚市)にもエントリー予定だ。「(グレードが)スーパーシリーズなので、世界ランキングトップ10の選手がほぼ出場する。また今日のテニスとはちょっと変えて戦う必要がある。1週間しかないけれど、今回の悪かった点は自分でわかっているので、地元に帰ってしっかり練習して、頑張ります」と、力強く語った。

(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)