パラアイスホッケー — 2021/11/29 月曜日 at 10:29:28

【最終予選】日本3連敗、北京パラ出場権を逃す

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北京パラリンピック最終予選に挑む日本代表(写真提供:日本パラアイスホッケー協会)

北京パラリンピックの出場権をかけたパラアイスホッケー最終予選の競技3日目がドイツ・ベルリンで開かれ、日本はドイツに1-2で敗れた。

今大会は6チームが参加。総当たり戦の上位2チームが北京パラリンピックに出場できる。日本は初戦のノルウェーに0-2、2戦目のスロバキアに0-3に黒星を喫しており、3連敗。北京パラリンピックの出場権を逃した。

ドイツ戦で第3ピリオドに日本初得点をマークした吉川守(長野サンダーバーズ)は、日本パラアイスホッケー協会を通して、「組織プレーは1ピリから機能し、チームは同じ方向を向いていた。残り2試合(30日のイタリア戦、12月1日のスウェーデン戦)で日本チームの存在をアピールして帰りたい」とコメントした。

日本は1998年長野パラリンピックに初出場して5位。ソルトレーク大会5位、トリノ大会5位、バンクーバー大会で銀メダルを獲得した。ソチ大会は最終予選で敗れて参加できず、前回の平昌大会は8位だった。車いすカーリング日本代表も北京大会の出場権を逃しており、ソチ大会に続いて、日本選手が出場するのは雪上競技のみとなる。

(文/荒木美晴)