【2013長野世界選手権】日本が11-0でポーランドに快勝、全員プレーで初戦を制す!

by

先制点を含む5得点の高橋。試合後は「今大会はソチへの通過点」と言いきり、気を引き締めた(撮影/吉村もと)

アイススレッジホッケー世界選手権Bプールは11日、長野市のビッグハットで試合が始まった。第2試合に登場した日本はポーランドと対戦。第1ピリオド開始40秒に先制点を挙げた日本が終始主導権を握り、11-0で勝利した。第1試合は、ドイツが7-2でエストニアを下した。

●<予選グループA> 日本 11-0 ポーランド

第1ピリオドの2点目は熊谷昌治(FW)が得点。熊谷にとって、記念すべき国際戦初ゴールとなった

日本とポーランドは初対戦。そのため、互いに相手のデータは十分ではなかったが、試合をコントロールしたのは日本だった。第1ピリオドの40秒に高橋和廣(FW)が先制点を挙げたのを皮切りに、相手ゴールに攻め続け、序盤を制した。

第2、第3ピリオドでもスピードと組織力を活かしてコンスタントにゴールを重ねた。結局、最後までポーランドに攻撃の機会を与えず、日本はトータル11得点をマーク。初戦を勝利で飾った。

日本代表にとって国際戦での勝利は、昨年の世界選手権Aプール(ノルウェー)最終戦以来、約1年ぶり。以前からの課題である得点力不足を解消し、ソチへとつなげるため、経験豊富なディフェンスの須藤をフォワードにコンバートするなど、新たなチーム作りにひたむきに取り組んできた。今日の対戦相手のポーランドが格下だったとはいえ、こうして強化の成果が初戦で発揮されたことの意義は大きいと言えるだろう。

ベストプレーヤーに選ばれた中村稔幸(DF)を笑顔で迎えるメンバー

中北浩仁監督は、「新しいフォーメーションが少しずつできているので、この経験を積み上げて、自信をつけていきたい。ただ、57本のシュートを打って決め切れない部分があったことや、ゴール裏から全員が攻め上がるという新しいコンセプトが少し機能しなかったことなど課題も残ったので、明日のイギリス戦ではきっちり修正したい」と試合を振り返った。

日本は明日12日、17時半からのイギリス戦に臨む。

●<予選グループB> エストニア 2-7 ドイツ

2得点を挙げ、存在感を見せつけたドイツのエースUdo Segreff(FW)

エストニア対ドイツの試合は、第1ピリオドに2点を取り勢いに乗るドイツが、第2ピリオドにさらに大量4点を奪取。対するエストニアは、最終ピリオドに2点を奪い返したが、試合時間残り17秒でドイツにダメ押しの追加点を許し、2-7で敗れた。

■11日試合結果

<予選グループA>

日本 4-4-3=11
ポーランド 0-0-0=0
(日本得点:①高橋 A須藤 ②熊谷 ③高橋 A安中 ④須藤 ⑤円尾 A熊谷(記録上はG熊谷 A円尾) ⑥須藤 ⑦吉川 A柴 ⑧高橋 A須藤 ⑨円尾 A熊谷 ⑩高橋 ⑪高橋)

<予選グループB>

エストニア 0-0-2=2
ドイツ 2-4-1=7

※MA SPORTSは、アイススレッジホッケー世界選手権Bプールの運営に協力しています。

(取材・文/荒木美晴、写真/吉村もと)