アイススレッジホッケー — 2009/11/19 木曜日 at 2:06:02

日本がノルウェーに1-0で勝利/ワールド スレッジホッケー チャレンジ 

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ノルウェーに価値ある1勝をあげた日本代表

カナダ東部のプリンスエドワード島で開催されている、「ワールドスレッジホッケーチャレンジ」に出場しているアイススレッジホッケー日本代表は、当地で世界ランキング2位のノルウェーと対戦し、1-0で勝利した。

今大会は、アメリカ・ノルウェー・カナダ・日本の世界トップ4が集結。来年のバンクーバーパラリンピックの前哨戦ともいえる注目すべき大会だ。現地時間の17日に開幕し、日本は初戦で格上のノルウェーと対戦した。

序盤は、早いタイミングのフォアチェックを効果的に使った日本が、シュート数で上回るなどゲームを支配。また、トリノパラリンピックのMVPで、世界屈指のスピードと得点力を誇るペデルセンを、最近、チェッキングラインとして機能しつつある安中幹雄〜三澤英司のコンビがしっかりとマーク。突破されたとしても、ゴール前には鉄壁のディフェンスラインが陣取り、完全にペデルセンの動きを封じて、得点のチャンスを与えなかった。

そして、日本優勢の勢いを保ちながら迎えた第3ピリオドの6分55秒、ゴール裏の上原大祐からのパスを高橋和廣が合わせ、鮮やかに先制点を奪取。その後、一進一退の攻防が続くが、日本の守護神・ゴールキーパーの永瀬充がファインセーブを連発してシャットアウト。見事に初戦を白星で飾った。

ノルウェーは、今大会からNHLでもヘッドコーチとして実績があるジョージ・キングストン氏がコーチとして帯同するなど、バンクーバーに向けたチームづくりを模索している様子。そのキングストン氏が「手も足も出なかった」と評価したのは、やはり日本のフォアチェッキングシステムだった。日本がこれまで、長い時間をかけて強化してきた課題のひとつだっただけに、その機能を果たしたうえで勝利した意味は大きいといえるだろう。

日本は18日に、アメリカと対戦する。

※この原稿は、チームに帯同している青木栄広コーチのレポートを元に構成しています。

(レポート/青木栄広日本代表コーチ、写真提供/日本アイススレッジホッケー協会、編集/荒木美晴)