ミラノ・コルティナ2026冬季パラリンピック競技大会は現地時間7日、イタリア北部の世界遺産・ベローナ市街にある円形闘技場で開会式が行われた。今大会は2つの都市を中心に、競技会場や選手村が3エリアに分かれる広域開催となる。過去最多となる55の国・地域から600人以上のパラアスリートが参加し、6競技79種目で熱戦が繰り広げられる。日本代表選手団は全競技に出場し、「挑め、心をひとつに。」のスローガンのもと、チーム一丸となって最高峰の舞台に挑む。
選手団入場では、日本代表はパラアイスホッケーの中村俊介(東京アイスバーンズ)、福西朱莉(同)の両選手と宮崎遼コーチ、役員が日本とイタリアの国旗を振りながら笑顔で行進。その他の選手たちは映像で参加した。
開会に先立ち、日本パラリンピック委員会を通して選手たちがコメントを発表した。これまで金4個を含む計9個のメダルを獲得し、昨年11月の練習中の左鎖骨を骨折しながらも復帰して今大会に挑む村岡桃佳(トヨタ自動車)は、「たくさんの方々のサポートのおかげで、パラリンピックの舞台に立つことができています。感謝の 気持ちを第一に、パラリンピックのレースを精一杯楽しみたい」と語った。
また、前回の北京大会でパラクロスカントリースキー男子20kmクラシカル(立位)を制した川除大輝(日立ソリューションズ)は、「これまで積み上げてきたことを活かし、楽しみながら、自分の滑りをしたい。そして、見てくださる方の頑張る原動力になれたら」とコメント。パラスノーボードチームのキャプテン、小栗大地(SCSK)は「これまで支えてくださった皆さまの応援を力に変え、最後まで攻め続ける滑りで最高の結果を目指します」と意気込みを語った。
さらに、16年ぶりにパラリンピックの舞台に戻った車いすカーリングの中島洋治(チーム中島)は「応援してくださる皆様の声援を背に、最高の舞台で自分の出せる最大の力を出し切ります。皆さまにも楽しんでいただけるような試合を期待してください」とコメント。初出場ながらパラアイスホッケーのエースとして期待される20歳の伊藤樹(ロスパーダ関西)は、「若いので!たくさん走ります!頑張ります!」と、力強く抱負を語った。
(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)
MA SPORTS 代表者、ライター