
大阪駅前のグランフロント大阪うめきた広場で18日、「ダイセル ブラインドサッカーウィーク in うめきた」が開幕した。今年は男子カテゴリーの大会「IBSA ブラインドサッカーエリートカップ 2025 in うめきた」に加え、女子カテゴリーの大会「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2025 in うめきた」を初めて実施し、2大会が同時開催される。
初日は男子カテゴリーの試合が行われ、世界ランキング3位の日本は同8位のコロンビアと対戦して2-2で引き分け、勝ち点1を手にした。試合開始2分、左サイドでボールを持ったコロンビアのJhon Eider Gonzalez Hernandezを警戒して日本は4人でディフェンスをするが、混戦から2人が引いたところを突破されて先制点を許した。日本は前半15分、ゴールキーパーの素早いスローに反応した後藤将起がフリーとなり、右脚を振り抜いて同点ゴールを決めた。後半13分には、交代したばかりの平林太一がフリーキックのチャンスでしっかりと決め、2-1とリード。しかし、試合終了49秒で、コロンビアのダブルエースのもうひとり、Juan David Perez Quinteroにシュートを決められ、引き分けとなった。
男子は20日に世界ランキング1位でパリ2024パラリンピック銀メダルのアルゼンチンと対戦する。女子は19日から試合がスタート。世界ランキング1位の日本はアルゼンチンと対戦する。
<参加国>※( )内は世界ランキング
【男子】アルゼンチン(1位)、日本(3位)、タイ(6位)、コロンビア(8位)
【女子】日本(1位)、イングランド(4位)、アルゼンチン(5位)、オーストラリア ※オーストラリアは国際大会初参加
(取材・文・写真/荒木美晴)