【愛知・名古屋2026】日本がタイを下して3連勝!

流れを変える決勝点を決めたキャプテンの川村(右)=テラスポ鶴舞(撮影/植原義晴)

「愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会」は20日、テラスポ鶴舞でブラインドフットボールの予選リーグ第4戦が行われ、日本はタイに1-0で勝利した。16日の初戦で中国に敗れた日本だが、17日のインド戦、19日の韓国戦に続く3連勝。決勝進出に向けて弾みをつけた。

韓国戦で負傷した平林太一が欠場するなか、ここまで2得点を挙げている17歳の林健太、齊藤悠希、後藤将起、川村怜が先発。GKは韓国戦に続いて神山昌士が務めた。前半は時折雨が降り、ピッチが滑りやすいコンディションのなか、膠着した状態が続いた。齊藤や林がゴールを狙うも決め手を欠き、無得点で折り返す。フィジカルの強さを生かしたタイの激しい寄せに耐えながら好機をうかがう日本は、後半4分半、コーナーキックからチャンスを作ると、キャプテンの川村がシュートを決めて先制。終盤はタイの攻撃を受けたものの、粘り強い守備でリードを守り切り、勝利を手にした。

攻守で存在感を見せた林

林は「今日は、太一に『お前に託した』と言われていた。いい報告ができる」と笑顔を見せた。決勝点を挙げた川村も「太一は特別な存在。彼が不在となったが、チームとして成長できるチャンスだと捉えて声掛けをした」と振り返った。さらに、「中国戦で勝ち点を取りこぼしてしまい、ダメージがあった。それでも、どう立て直すかで僕たちの人生が変わるというくらいの気持ちで準備して、一戦一戦を戦っている。残りの試合も全部勝つという強い気持ちを持って挑む」と、力強く語った。

予選ラウンド最終戦は21日に行われ、日本はイランと対戦する。

(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)