パラアイスホッケー — 2025/1/12 日曜日 at 8:58:22

【Road to 2026】新津がチーム初得点、試合は韓国に敗れる

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第3ピリオドの終盤に日本初得点となるゴールを決めた新津=ビッグハット(撮影/植原義晴)

パラアイスホッケーの国際大会「2025 ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」は11日、長野市のビッグハットで予選リーグが行われ、日本代表は韓国に1-6で敗れた。

この試合はGK小林寛明(東京アイスバーンズ)が先発マスクを被り、国際戦デビューを果たした。また、FW登録の伊藤樹(ロスパーダ関西)はDFで出場。鵜飼祥生(東海アイスアークス)がセンター、森崎天夢(北海道ベアーズ)がウイングで起用され、次世代を担う18歳・19歳の同級生トリオがファーストセットを担った。

ただ、試合は韓国の反則による4度のパワープレーのチャンスで得点できず。うち、2回は一瞬のスキを突かれてカウンターからショートハンドゴールを許すなど精彩を欠いた。しかし、試合時間残り3分で、伊藤からのスルーパスを受けた新津和良(長野サンダーバーズ)が低い弾道でシュート。これが見事に決まり、1点を返した。新津は「最後にめぐってきたチャンスで決められてよかった」と話し、チームについて「今はいろいろと試すとき。結果をチームで共有して、どんどんチャレンジしていきたい」と話し、前を向いた。

12日はTeam MAXと対戦する。

(取材・文/荒木美晴、撮影/植原義晴)