現地時間9日の第二試合は、ノルウェー対韓国。4-1でノルウェーが勝利した。
まずは試合を動かしたのは、韓国だった。試合開始からわずか52秒に、Cho Byeong Seok(FW)が鮮やかに決めて、前回2位のノルウェーから先制点を奪取。ノルウェーチームのみならず、観客の度肝も抜いた。しかし、ノルウェーはこの失点で我に帰ったのか、それ以降は集中力を取り戻し、2分後に同点に持ち込んだ。さらに、持ち前のパワーと個人技の高さを活かして、得点を重ね、韓国の動きを封じた。
ノルウェーが挙げた4点のうち圧巻だったのは2点目。韓国ゴール前に攻め込むノルウェーの大黒柱・Pedersen Rolf Einar(DF)が韓国のプレーヤーをじっくりひきつけたうえで、Bjorndstad Helge(FW)に絶妙のパス。それをワンタッチで確実に決めて、世界を代表する両プレーヤーのさすがの存在感を見せつけた。
(原稿/荒木美晴 撮影/吉村もと)