カナダ東部のプリンスエドワード島で開催されている、「ワールドスレッジホッケーチャレンジ」に出場しているアイススレッジホッケー日本代表は現地時間の19日、決勝進出をかけてカナダと対戦した。しかし、第1ピリオドにカナダに先制点を許したあと、第2ピリオド以降もコンスタントに得点されて、トータル5失点。予選リーグを1勝2敗とし、3位決定戦にまわることになった。
バンクーバーパラリンピックを控えるカナダに対し、自分たちの存在をアピールしておきたかった日本。しかし、注意していたはずのターンオーバーからの失点が多く、また得点力のあるグレッグ・ウエストレイクにはハットトリックを許すなど、逆に世界が恐れる厳しいボディチェックと攻撃力の高さを見せつけられてしまった。
この結果、日本は3位決定戦でノルウェーと再び対戦することに。青木栄広コーチは、「最後の試合にフォーカスして、きっちり結果を残したい」と話している。3位決定戦は現地時間の21日に行われる。
※この原稿は、チームに帯同している青木栄広コーチのレポートを元に構成しています。
(レポート/青木栄広日本代表コーチ、写真提供/日本アイススレッジホッケー協会、編集/荒木美晴)