カナダ東部のプリンスエドワード島で開催されている「ワールドスレッジホッケーチャレンジ」は現地時間の21日に最終日を迎え、3位決定戦に臨んだ日本はノルウェーに0-4で敗れ、最下位に終わった。
予選ではノルウェーに快勝した日本。しかし、三位決定戦では世界ランキング2位のノルウェーの意地を見せつけられた。シュート数は17本対17本と互角だったが、無得点に抑え込まれ、決定力不足の課題が残った。また決勝では、アメリカがオーバータイムにもつれこんだカナダとの接戦を制し、優勝した。
最終順位は、1位アメリカ、2位カナダ、3位ノルウェー、4位日本。
日本代表は帰国後、12月に2度の強化合宿を行い、1月には長野市のビッグハットで行われるジャパンパラリンピックに臨む予定。この大会は、アメリカ・ノルウェー・チェコが参戦し、4カ国対抗戦で行われる。バンクーバーパラリンピックでは、日本はアメリカとチェコと同組で戦うことになるだけに、大きな注目が集まりそうだ。
(原稿/荒木美晴)