東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は3日、パラリンピックの競技日程を発表した。オリンピックと同様に当初の予定から1日ずつ前にスライドして、2021年8月24日に開幕。12日間で22競技539種目を実施し、9月5日に閉幕する。全22競技の競技会場の変更はない。選手にとっては、ようやく1年後の目標を明確に定めることができるようになった。
開会式は24日の午後8時からスタート。翌25日から競技が始まる。日本の金メダル獲得が期待される車いすラグビー決勝は国立代々木競技場で8月29日(日)、車いすテニスのシングルス決勝は有明テニスの森でクアードが9月2日(木)、女子が9月3日(金)、男子が9月4日(土)に行われる。
パラリンピック初採用のテコンドーは、幕張メッセBホールを会場に、9月2日(木)から3日間実施。同じく新競技のパラバドミントンは、車いすラグビーの競技終了後、国立代々木競技場で9月1日(水)から大会最終日の9月5日(日)まで行われる。閉会式はすべての競技が終了後、5日の午後8時からオリンピックスタジアムで開かれる。
(文/荒木美晴)