競泳のリオパラリンピックの日本代表選考会を兼ねた「春季静岡水泳記録会」が6日、静岡県富士水泳場で開かれた。リオ派遣選手の最後となる選考大会。「一発勝負」に臨んだ選手のうち、男子4人、女子1人が日本身体障がい者水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破し、代表に内定した。昨年の世界選手権の2種目で優勝した木村敬一(東京ガス)はすでに内定している。大会後の選考委員会で、この5人を含む男子12人、女子7人の計19人が日本代表候補に選ばれた。
女子は、昨年、7年ぶりに現役復帰した「水の女王」成田真由美(横浜サクラ)が50m自由形で派遣標準記録を突破。「リオまで一日一日を大切に過ごしていきたい」と前を向いた。
男子は、パラリンピック3大会に出場し、1個の金メダルを含む5個のメダルを獲得している鈴木孝幸(GOLDWIN)が、50m平泳ぎと150m個人メドレーで派遣標準記録を突破。また、中村智太郎(HISAKA)、小山恭輔(日鉄住金P&E)、山田拓朗(NTTドコモ)も派遣標準記録を上回り、リオ行きを決めた。
日本代表候補選手となった19人は、日本パラリンピック委員会(JPC)の審査を経て正式にパラリンピック代表に決定する。
木村 敬一 ※春季静岡水泳記録会の派遣標準突破種目はS11/100mバタフライ、100m自由形/100m平泳ぎ)
<男子> 鈴木孝幸(SB3/50m平泳ぎ、SM4/150m個人メドレー) 山田拓朗(S9/100m自由形、50m自由形) 中村智太郎(SB7/100m平泳ぎ) 小山恭輔(S6/50mバタフライ) <女子> 成田真由美(S5/50m自由形)
<男子> 中島啓智(SM14/200m個人メドレー、S14/200m自由形) 田中康大(SM14/200m個人メドレー、SB14/100m平泳ぎ) 津川拓也(SM14/200m個人メドレー、S14/100m背泳ぎ) 坂倉航季(S14/200m自由形) 宮崎哲(S14/200m自由形) 江島大佑(S7/50mバタフライ) 廣田真一(SB14/100m平泳ぎ) <女子> 一ノ瀬メイ(SM9/200m個人メドレー) 森下友紀(S9/100mバタフライ) 小野智華子(S11/100m背泳ぎ) 笠本明里(S13/100m背泳ぎ) 生長奈緒美(S11/50m自由形) 池愛里(S10/100m背泳ぎ)
(取材・文/荒木美晴、撮影/吉村もと)
MA SPORTS 代表者、ライター