【飯塚2026】三木が難敵に圧勝! ジュニアの松岡は課題と手応え

世界11位のカバザッチをストレートで下し、準々決勝に駒を進めた三木=いいづかスポーツ・リゾートテニスコート(撮影/植原義晴)

「天皇杯・皇后杯 第42回飯塚国際車いすテニス大会」は23日、男女シングルス2回戦が行われた。

男子シングルスでは、三木拓也(トヨタ自動車)が世界ランキング11位につけるダニエル・カバザッチ(スペイン)に6-2、6-0で快勝し、準々決勝進出を決めた。第7シードの三木は大会3日目が初戦。雨天の影響でインドアコートでの試合となり、序盤はファーストサーブの確率に苦しんだが、すぐに立て直して主導権を握った。第2セットは精度の高いリターンで相手の強打を封じ、4ゲーム以降はラブゲームで奪うなど圧倒した。

準々決勝では、2回戦で第3シードのマーティン・デ ラ プエンテ(スペイン)をフルセットで破ったジェンシュ・ジー(中国)と対戦する。

ジュニアながら2回戦に進み、実力を発揮した松岡

女子シングルスは、16歳の松岡星空(NGK)が元世界ランキング1位のイスカ・グリフェン(オランダ)に2-6、2-6で敗れた。黒星となったものの、積極的に攻めて展開を作り、第2セットではブレークに成功してリードするなど、強敵を相手に自身のプレーを貫いた。松岡は「試合は楽しむことが一番」と語り、緊張はしないというメンタルも武器だ。この日の試合では「相手のスピードやテンポが速かった。自分が打ちこんだところに、もうポジションに入っていた。自分も予測する力を鍛えてそういうプレーをしたい」と課題と手応えを口にした。

大谷桃子(かんぽ生命)は、第5シードのクセニア・シャストー(フランス)に6-4、6-4で勝利。第2セットは0-3から巻き返す地力の違いを見せた。また、髙室冴綺(スタートライン)は第3シードのアニーク・ファンクート(オランダ)を相手に粘ったが、2-6、3-6で敗れた。

女子ダブルス準々決勝では、上地結衣(三井住友銀行)/シュー・シェンシュエン(中国)組、田中愛美(長谷工コーポレーション)/クセニア・シャストー(フランス)組が勝利し、準決勝で対戦する。

(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)