「天皇杯・皇后杯 第42回飯塚国際車いすテニス大会」は24日、男女シングルスの準々決勝が行われた。女子シングルスでは、大谷桃子(かんぽ生命)が第2シードで昨年優勝のリ・シャオフイ(中国)に2-6、6-2、7-6(2)で逆転勝利をおさめ、準決勝進出を果たした。
「相手のミスを引き出したい」と臨んだ一戦。第1セットは高い打点からのスピードボールに苦しんだが、第2セットはスライスや山なりのサーブに加え、フラット気味のサーブを織り交ぜてリズムを変化。持ち味のラケットワークで強打にも対応し、セットカウントをタイに戻した。第3セットは一進一退の攻防のなか粘り強く6-6に追いつくと、タイブレークではサーブで主導権を握り、今年の全豪覇者を振り切った。
大谷は今年1月の全豪オープン準々決勝、4月のテグオープン準決勝でリにストレート負けを喫していたが、今大会で雪辱。「粘り強く戦えたことと、タイブレークを取り切れた安心感がある」と振り返った。準決勝で対戦するアニク・ファンクート戦に向けては、「今日のような展開を作りたい」と力、意気込みを語った。
第1シードの上地結衣(三井住友銀行)は第6シードのシュー・シェンシュエン(中国)にストレートで勝利し、準決勝に駒を進めた。準決勝では第4シードのワン・ジン(中国)と対戦する。
男子シングルスでは、第1シードの小田凱人(東海理化)がルベン・スパーガレン(オランダ)に6-1、6-1で快勝。一方、三木拓也(トヨタ自動車)はジー・ジェンシュ(中国)に敗れた。準決勝では小田とジーの対戦となる。
女子ダブルス準決勝は、第1シードの上地/シュー組が田中愛美(長谷工コーポレーション)/クセニア・シャストー(フランス)組に6-0、7-5で勝利。25日の決勝で、第2シードのリ/ワン組と対戦する。
(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)
MA SPORTS 代表者、ライター