【飯塚2026】日本人対決は上地が制す、復帰の大谷は準優勝! 男子は小田がヒューエットに敗れる

女子シングルスを盛り上げた上地(左)と大谷=いいづかスポーツ・リゾートテニスコート(撮影/植原義晴)

「天皇杯・皇后杯 第42回飯塚国際車いすテニス大会」は26日、男女シングルスの決勝が行われた。

女子シングルスでは、第1シードの上地結衣(三井住友銀行)と、ノーシードから勝ち上がった大谷桃子(かんぽ生命)が対戦。女子では初となる日本人同士の決勝は、上地が6-4、6―3で制し、2大会ぶり8度目の優勝を果たした。

大谷は立ち上がりからリターンが冴え、第1ゲームでいきなりブレークに成功。しかし、上地は丁寧な配球で主導権を奪い返し、すぐにブレークバック。ストローク戦で優位に立つと第1セットを先取し、第2セットの競り合いも制して勝負を決めた。

両者は今季3度目の対戦。上地は大谷の復帰と躍進を称え、「日本人同士で決勝を戦えたことを誇りに思う」とコメントした。今後はクレーシーズンに向けて調整し、7月のウインブルドンのシングルスタイトル獲得を大きな目標に掲げる。

敗れた大谷は、「力を発揮できなかった。とくにサーブの選択がかみ合わなかった」と悔しさをにじませた。一方で、リターンエースで試合を盛り返すなど手ごたえも示し、「直前の韓国遠征での対戦経験が良いプレーにつながった」と振り返った。来年は世界ランキング4位以内への返り咲きを目標に、リスタートを切る。

男子シングルスを制したヒューエット

男子シングルスでは、第1シードの小田凱人(東海理化)が第2シードのアルフィー・ヒューエット(イギリス)に6-4、4-6、2-6で敗れ、4連覇を逃した。小田は武器のサーブを攻略されたことについて、「対策されていると感じた」と語る。ヒューエットには3月のマイアミオープンに続く連敗となったが、「生涯ゴールデンスラムを達成して以降、目標が定まっていなかったが、アルフィーに勝ちたいという気持ちが湧いてきた。それが今のやりがい」と、前向きに語った。

(取材・文/荒木美晴、写真/植原義晴)