
パラアイスホッケーの国際大会「2025 ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」は14日、長野市のビッグハットで準決勝が行われ、日本代表は韓国に0-3で敗れた。
両チーム無得点で迎えた第2ピリオド、日本と韓国ともにペナルティが科され、それぞれ一人少ない4人対4人でプレーが進むなか、ゴール前での守備がわずかに乱れたところを突かれて先制点を許した。石川雄大(東京アイスバーンズ)や熊谷昌治(長野サンダーバーズ)らのシュートは惜しくも決定打とならず、最終ピリオドへ。1分半で日本のパッククリアが甘くなったところを韓国に取られ追加点を入れられると、日本の反則で相手にパワープレーのチャンスを与え、3点目を決められた。日本は終盤、韓国陣地のコーナーで伊藤樹(ロスパーダ関西)からゴール前に詰めた鵜飼祥生(東海アイスアークス)に絶妙なパスが通るが、相手の堅守に阻まれ、得点はならなかった。
準決勝のもう一試合は、イタリアがTeam MAXに6-1で勝利した。この結果、最終日の15日の3位決定戦は日本対Team MAX、決勝はイタリア対韓国のカードとなった。
(取材・文・撮影/荒木美晴)