ウィルチェアーラグビーのリオパラリンピック予選を兼ねた「三菱商事2015IWRFアジア・オセアニアチャンピオンシップ」は31日、予選リーグの最終日を迎えた。世界ランキング4位の日本は同3位のオーストラリアに52対56で敗れたものの、続くニュージーランド戦に54対40と快勝。予選リーグを5勝1敗とし、オーストラリアとの得失点差で2位通過を決めた。
今大会は韓国を含む4カ国が出場し、2回戦総当たりの予選を行った。リオ行きの切符を手にできるのは、わずか「1」。昨年の世界選手権で優勝しているオーストラリアはすでにリオの出場枠を持っているため、決勝進出を果たした日本がパラリンピック出場を決めた。
日本のパラリンピック出場はアテネ(8位)、北京(7位)、ロンドン(4位)大会に続いて4大会連続となる。ロンドンでは手に届かなかったメダル。リオではその雪辱を果たし、悲願のメダル獲得をめざす。
決勝戦は11月1日の13時から。日本は30日の試合ではオーストラリアに9年ぶりに勝利しており、優勝に期待がかかる。
(MA SPORTS)